来人(きたひと)

方便

未来を憂うな!

”憂う”とは? 代表的な憂いとして「未来にくる気の進まない行事(苦難)」への「不安」「恐怖心」があります。言ってしまいますが、これらは、頭の構造により消えることはありません。たとえば以下のような憂いがあり、人によっては「苦悩」です。 明日の...
方便

「気持ち」と「思い」の食い違い

「自動運転の本能とまやかしの自由意思」について  自分の「気持ち」と「思い」が心にある時、それらは必ず食い違っているのです。食い違いがなければさっさと実行して、もう終わっているはずなのです。 「気持ち」… 大脳が思考のふりして出す衝動 「思...
方便

満月・新月の影響

月は、いつの時代も眺めるだけで何かしら心が動くようで、俳句や和歌にも多く詠まれています。このような、しみじみ心を癒す観賞の効果もありますが、精神や身体にも影響が及ぶようです。  よく知られている影響と言えば、満月や新月を挟んだ一週間ぐらいの...
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「愛」の正体、そして慈悲へ

私は、ブッダの教えである「苦をなくす」ことで誰もが楽に人生を送れるように、ブッダの教えと現代科学の橋渡しになるよう目指してやってきました。それはまさに「ブッダの教えの現代語翻訳」というような作業です。それには、人間の脳の仕組みの解明が必須で...
仏教から

[参考]ChatGPTとの議論「無我と非我」

(下記は私とChatGPTの「無我」と「非我」のどちらが仏の教えとしてふさわしいかの試行的な議論です。ChatGPTの発言にはサンスクリットとパーリ語・その他に少し間違いがありますが、そのままにしています) -- 私 仏教用語について、「無...
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無我と非我

無我の原語は「anattan(パーリ語)」であり、attan(我,自己)に否定辞のan-が付いたものです。これが、中国で漢訳されたとき、否定の漢字として「無」があてられました。よって中国から伝わった「無我」が日本でも一般的になりました。  ...
パーリ語経典

拙著用ダウンロードリンク

『パーリ語経典を訳し方』仏教経典・偈頌~ブッダの声を聴きに行こう(1)~ スッタニパータ1119偈 スッタニパータ1116偈 スッタニパータ939偈 仏教経典・偈頌 ブッダの声を聴きに行こう(1)
パーリ語経典

パーリ語に関する書籍等

『書籍一覧』 パーリ語辞書・辞典 水野弘元著『増補改訂パーリ語辞典』春秋社 日本語のパーリ語辞典。おすすめ! 拙著『パーリ語経典の訳し方』で必須の辞典 雲井昭善著『新版パーリ語佛教辞典』山喜房佛書林 パーリ語文法書 水野弘元著『パーリ語文法...
仏教から

参考書籍

スッタニパータ 中村元著『ブッダのことば』岩波文庫 宮坂宥勝著『ブッダの教え スッタニパータ』法蔵館 水野弘元ほか訳『南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典 二』大蔵出版 今枝由郎著『スッタニパータ ブッダの言葉』光文社古典新訳文庫 正田大観著『...